「世界一周クルーズって100万円台で本当に行けるの?」
「100万円台の世界一周クルーズって安いけど、何が含まれているのか気になる」
「格安だと快適さや治安に問題ないか心配…」
世界一周と聞くと、豪華客船での優雅な旅というイメージから、「数百万円は必要だろうな」と感じる人も多いでしょう。でも実は、100万円台という手が届く価格帯で、世界一周クルーズもあります。
その代表格が、国際NGO「ピースボート」が運営するクルーズ旅行。低価格ながらも寄港地の多さや船内プログラムの充実度に定評があり、若者からシニア世代まで幅広い世代に支持されています。
とはいえ、「安い=大丈夫?」と気になるのが本音。実際には、どこまでのサービスが含まれているのか、追加費用はかかるのか、快適に過ごせるのか…初めての人にとっては疑問や不安も多いですよね。
結論から言えば、ピースボートの世界一周クルーズは100万円台でも十分可能です。ただし、選ぶタイミングや部屋の種類、参加する目的によっては、費用に幅が出てくるのが実情です。
この記事では、そんな「世界一周クルーズ 100万円台ってどうなの?」という疑問を解消すべく、実際の費用相場やプランの違い、参加前に押さえておきたい選び方のポイントを、旅行会社に見積もりを取った経験のある筆者が詳しく解説していきます。
世界一周クルーズは100万円台で行けるって本当?
世界一周クルーズというと、リタイア後の贅沢な旅行というイメージがあるかもしれません。でも実は、タイミングや選び方によっては100万円台で実現することも可能なんです。中でも注目されているのが、国際NGO「ピースボート」が提供するクルーズ。費用の秘密や他社との違いを詳しく見ていきましょう。
結論:世界一周クルーズは100万円台でも可能
「世界一周クルーズ=高額」という先入観を持っている人は多いですが、実際には100万円台で参加できるクルーズも存在します。とくにピースボートはその代表例です。
ピースボートの料金プランを見ると、キャンペーン価格や早期割引などで、170~190万円前後の価格帯で世界一周クルーズに参加できるケースがあります。
さらにはボランティアスタッフ制度や29歳以下の割引などを活用することで、更に安くいくことも可能でしょう。
この価格には、船内での食事・宿泊・イベントなどの基本サービスがすべて含まれており、旅中の生活費をほとんど気にすることなく過ごせるのも大きな魅力です。
もちろん、寄港地での観光費用など別途かかるものもありますが、それでも「世界を巡る船旅」という非日常体験がこの価格で叶うというのは驚きです。
ピースボートとは?格安で世界一周できる理由
ピースボートは、1983年に日本で設立された国際交流NGOが主催するクルーズ旅行です。営利目的のクルーズ会社とは異なり、「地球一周の船旅を通じて、平和・環境・人権について学ぶ」という社会的意義を持って運営されています。
この団体が提供するクルーズの最大の特長は、やはり「価格の安さ」。世界一周およそ100日間の船旅にも関わらず、早期割引やボランティア制度を活用すれば100万円台からの参加も可能です。船はチャーター船を使用しており、運営コストを抑える工夫が随所にあるため、この価格を実現できています。
ピースボートは一人参加が可能であるのも特徴です。通常のクルーズは1部屋2名など複数人での参加が前提ですが、ピースボートは1名参加(相部屋の提供)があるので、学生など一人だけれど世界一周クルーズをしてみたいという人にも人気があります。
実はピースボートクルーズに乗船する4割の人は、一人参加だそうです。思っていたよりも多いですよね。
また、国際交流や平和教育を重視する姿勢から、商業的な豪華さよりも、旅の中身や出会いを重視する人たちに支持されています。
世界一周クルーズの費用比較
世界一周クルーズを提供している会社はいくつかありますが、価格帯には大きな差があります。
例えば、「飛鳥II」や「MSCクルーズ」などの大手クルーズ会社では、最低でも300〜500万円以上が相場で、ラグジュアリー層を対象としています。
一方でピースボートは、エコノミー重視の設計になっており、食事やエンタメ、宿泊が含まれているにもかかわらず、100〜200万円台で参加できるプランが存在します。
もちろん、クルーズの質や設備の豪華さには違いがありますが、「とにかく世界を見て回りたい」「限られた予算で長期の旅をしたい」といった人には、ピースボートはかなり現実的な選択肢です。
世界一周クルーズの費用内訳を徹底解説
「100万円台で世界一周」と聞くと、何か落とし穴があるのでは?と気になる方も多いはず。実際にクルーズの費用は“基本料金+オプション”で構成されており、内容をしっかり把握しておくことで予算オーバーを防げます。
ここでは、ピースボートをベースに費用の内訳を分かりやすく解説していきます。
世界一周クルーズの船賃に含まれるもの・含まれないもの
まずは「船賃=全部込み」と思いがちですが、実は含まれるものと含まれないものがあります。
含まれる主な内容はこちら:
- 船内の宿泊費(約100日分)
- 1日3食の食事(ビュッフェ形式が中心)
- 船内イベントや講義、カルチャープログラム
- 船内医療サポート(簡易的なもの)
- ほとんどのエンターテインメント(映画、ライブなど)
一方で含まれないものもあります:
- 出港地・帰港地までの交通費
- 寄港地でのオプショナルツアー(観光、現地食事など)
- 船内の有料サービス(バー、マッサージ、Wi-Fiなど)
- 海外旅行保険
- ビザ代金や予防接種が必要な国での費用
つまり、「最低限の生活」は料金内で完結しますが、旅行気分を満喫したい人は+αの出費がある、ということですね。
世界一周クルーズの部屋の種類による料金差
費用に大きく影響するのが「キャビン(部屋)タイプ」です。ピースボートでは、以下のように複数グレードが用意されています。下記の価格は参考です(2025年の場合)
- スイート・ジュニアスイート(バルコニー付き)
・ハイクラス客室
・600万円台後半~(定価の場合、一人当たり) - スタンダードペアタイプ(バルコニー付き・窓あり・窓無しから選択)
・快適さを求めた人向け
・100万円台後半~400万円台(定価の場合、一人当たり) - シングルタイプ(バルコニー付き・窓あり・窓なし)
・1人参加だけど快適さを求めた人向け
・300万円台後半~700万円台(定価の場合、一人当たり) - セミシングル・フレンドリータイプ(窓あり・窓なしから選択)
・1人申し込み・相部屋で、リーズナブルに参加したい人向け
・100万円台後半~300万円台(定価の場合、一人当たり)
相部屋は同性の参加者と組まれますが、個室希望なら料金は高くなります。清潔感はあるものの、ホテルのようなラグジュアリーさを求めるとギャップがあるかもしれません。
オプション費用(寄港地観光・Wi-Fiなど)
旅行をより楽しむための“オプション費用”も考慮しておくべきポイントです。以下は主な例です:
- 寄港地ツアー:
→自力で回ることも可能ですが、安心・効率を求めるならツアー参加が無難。また、イースター島などツアー必須の寄港地もあるので注意です。1都市あたり1〜3万円程度は考えておきましょう。 - Wi-Fi通信料:
→1Gか10Gのカードを購入して使うことができます。衛星回線を使用するため速度は遅めですが、ネット断ちが不安な人は必須。 - ドリンク(アルコール):
→食事は込みですが、アルコール類は別料金になります。 - ランドリーサービス
→長旅になるので自分で洗う or 有料サービスを使う選択肢も。
このように、事前にある程度予算を組んでおけば安心です。
ピースボートの世界一周クルーズの魅力とは?
費用面のリーズナブルさで注目されがちなピースボートですが、実は“価格以上の価値”を感じられるのが一番の魅力だとも言えます。ただ世界を回るだけでなく、学びや出会い、刺激のある時間が待っているのがこの船旅の特徴です。
ここでは、実際に参加した人が「行って良かった」と語る理由を掘り下げてみましょう。
世界一周クルーズピースボート魅力①約100日間で寄港する世界各地を感じれる
ピースボートの旅では、およそ20〜25の寄港地に立ち寄ることが多く、アジア・中東・ヨーロッパ・南米・アフリカなど、バランスよくルートが組まれています。
たとえば、
- イスタンブールでモスクの神秘に触れる
- イタリアで本場のピザやジェラートを堪能
- パナマ運河を通航して大西洋から太平洋へ
- 南アフリカでサファリ体験やアパルトヘイトの歴史に触れる
- 北極や南極の周遊(オーロラチャンスも)
- イースター島やマチュピチュで古代の神秘を感じる
といった「人生で一度は行ってみたい!」と思うような場所に一気にアクセスできるんです。
しかも、旅のテーマは「観光」だけに限らず、寄港地でのスタディーツアーや現地NGOとの交流などもあり、より“深く文化に入り込む体験”ができるのが特徴です。
世界一周クルーズピースボート魅力②船内イベントや交流プログラムが充実
長期間の船旅というと「暇そう…」と思うかもしれませんが、ピースボートでは1日中イベントがびっしりです。
講師による国際問題の講義、語学レッスン、ヨガ、ダンス、映画上映、手芸、写真講座など、参加自由のプログラムが盛りだくさん。まさに“海の上のキャンパス”といった感じです。
また、船内では年齢・国籍・バックグラウンドの違う人と自然に交流できる環境が整っています。毎日顔を合わせるうちに、気づけば仲間が増え、旅の終盤には「下船したくない…」と感じる人も多いです。
世界一周クルーズピースボート魅力③様々な年齢層の参加者に愛される雰囲気
「若い人ばかり?シニアばかり?」と気になる方も多いですが、実際は20代から70代以上まで幅広い世代が乗船しています。
多いのは30〜50代の単身参加者で、次いで定年後の夫婦や、社会人経験を一旦リセットしたい人など。学生の参加もあり、大学の休学や卒業旅行として選ばれるケースが多い印象です。
基本的に“旅好き・学び好き・人と話すのが好き”という人が多く、自然と仲良くなれる雰囲気があります。
一人での参加もまったく珍しくなく、むしろ「一人で来たからこそ、人との出会いが面白かった」という声もよく聞かれます。
個人的には、世代を超えて語れる相手ができたことが、何よりも財産になったと感じました。
ピースボート世界一周クルーズを100万円台で予約するコツ
「100万円台で世界一周って本当にいけるの?」と思っている人にとって、このパートは必見です。実は、ほんの少しの工夫や知識で、想像以上にお得な価格でクルーズを予約できることも。ここでは、実際に多くの参加者が活用している“節約術”を紹介していきます。
世界一周クルーズを100万円台で予約するコツ①早割・キャンペーンで価格を抑える
まず確実に押さえておきたいのが「早期割引」です。ピースボートでは、出航の1年〜半年前に申し込むことで、何十万円・何百万円単位の割引を受けられる早割制度を実施しています。
タイミングによっては、Web限定のキャンペーンや「早割+乗船記念キャンペーン」なども併用できる場合もあり、いいキャンペーンを見つけた時にすぐに申し込むのがポイントです。
また、リピーター割や紹介割引も用意されており、家族や友人からの紹介で申し込むと、紹介者・被紹介者ともに割引されるケースもあります。
できるだけ出発日が決まったら、早めの予約が吉です。割引枠には限りがあるので、迷っているうちに価格が上がることもあります。
世界一周クルーズを100万円台で予約するコツ②ボランティア割引制度を活用する
「もっと費用を抑えたい…」という人におすすめなのが、ボランティアスタッフ制度です。
これは、出航前に一定期間ピースボートの活動を手伝うことで、参加費が大幅に割引される制度。主な活動内容は、
- クルーズの説明会運営
- チラシ・パンフレットの配布
- SNSでの情報発信 など
期間や成果によって割引額は異なりますが、最大で実質0万円で世界一周も可能なようです。私の知人はボランティア活動を頑張って、80万円台で世界一周したと言っていました。
ただし、出発までにボランティアに時間を割く必要があるので、無理のない範囲で調整するのが良いでしょう。
世界一周クルーズを100万円台で予約するコツ③部屋選び
意外と盲点なのが「部屋のランク」。前の章でも触れましたが、部屋の選び方次第で総額が数十万円以上変動します。
ポイントは、
- 相部屋OKなら最安値になる(同性相部屋・窓なしキャビン)
- 窓あり個室は快適さ重視だが割高
- バルコニー付きやスイートは完全にラグジュアリー層向け
わたしの友人も、当初は個室希望だったのですが、説明会で「相部屋でもトラブルはほぼない」と聞いて思い切って最安値プランに申し込みました。結果的には、同年代の旅好きな方と同室になり、最後には友達のような関係になれたので、本当に良い思い出になったと言っています。
もしどうしてもプライバシーが欲しいという人は、少し予算を上げて「窓ありの2人部屋」などにするのもアリだと思います。
こんな人に世界一周クルーズはおすすめ!
「世界一周クルーズに興味はあるけれど、自分に向いているか分からない…」という声はとても多いです。確かに約3カ月もの長旅ですし、乗船前には少し勇気が必要。でも、実際に参加している人たちはそれぞれの理由や目的を持って乗っているんですよね。
ここでは、特にピースボートのようなクルーズが“合う人”の特徴を紹介していきます。
長期休暇が取れる人
まず前提として、ピースボートの世界一周クルーズは約100日間。会社勤めをしている人にとっては、なかなか難しい期間かもしれません。
そのため、以下のような人には特におすすめです:
- 定年退職後に「第二の人生」を楽しみたい人
- 休職・転職の合間にリフレッシュしたい人
- フリーランスや在宅ワークなど、働く場所を選ばない人
- 大学の休学を活用して“世界を知りたい”学生
「いましかない」と思えた瞬間が、最高の出発タイミングなのかもしれません。
異文化交流に興味がある人
ピースボートでは、毎回20カ国以上の寄港地を巡りますし、船内にも外国籍の乗客やスタッフが乗っています。
たとえば、英語の講義を聞いたり、スペイン語や中国語のワークショップに参加したり、気づけば“異文化コミュニケーション”が日常になっているんです。
寄港地でも、ただ観光するだけではなく、現地の学校やNGOを訪問して一緒に話したり、文化交流イベントに参加したりと、普通の旅行ではできない体験ができます。
「観光だけじゃなく、もっと深く文化を知りたい」「国を超えて人とつながりたい」——そんな人には、ぴったりな環境だと思います。
一人旅が好きな人・新しい出会いを求めている人
「一人で申し込んでも大丈夫?」という質問もよくあるのですが、実は一人参加がかなり多いのがピースボートの特徴です。約4割もの参加者が、1人参加だそうです。
最初は不安かもしれません。でも、船に乗ってしまえば、自然と話しかけられたり、イベントを通じて友達ができたりと、孤独を感じるヒマがないほど。
特に30〜50代の一人参加者が多く、共通の話題で盛り上がれるのも嬉しいところ。船内には“おひとりさま”向けの交流会もありますし、気が合う仲間と寄港地で一緒に観光する…なんてこともよくあります。
私の友人も一人参加でしたが、今でも連絡を取り合っている旅仲間が何人もいるようです。そうした“人生を変えるような出会い”があるのも、この旅の醍醐味です。
実際どうなの?100万円台の世界一周クルーズピースボートの評判口コミ
「100万円台で行けるのは魅力だけど、実際に乗った人はどう感じているの?」——そんな疑問をお持ちの方のために、ここではピースボートの世界一周クルーズに参加した人たちのリアルな声を集めてみました。良い口コミもあれば、正直ちょっと気になる点も。体験談から見えてくる実情をチェックしてみましょう。
100万円台世界一周クルーズピースボートのいい評判①濃い3か月を送れる
「人生で一番濃い3ヶ月だった」「想像以上に学びが多かった」そういった声が多いのが世界一周クルーズピースボートです。
ピースボートでは、様々なプログラムが提供されていることもあり、友達が出来たり、各地の文化に触れたり、現地の人と交流できたり、とにかく刺激の連続。
寄港地の自由時間もたっぷりあり、旅好きにはたまらない時間になるでしょう。
社会問題や国際情勢など、学びのプログラムがとても充実していて驚く人もおおいようです。講師の方々も専門家ばかりで、内容が深い。世界を旅しながら“考える時間”がたくさん持てる贅沢な旅ができるでしょう。
100万円台の世界一周クルーズピースボートのいい評判②日本人スタッフがいる
ピースボートの世界一周クルーズでは、日本発着という特性もあり、船内には常に日本人スタッフが多数常駐しています。言葉の壁を感じることなく安心して相談できる点は、海外旅行に不安を感じている人にとって非常に心強いポイントです。
船内でのトラブルや体調不良のときも、日本語で対応してもらえるため、落ち着いて過ごすことができます。海外が初めての人でもスムーズに行動できる環境が整っていると言えます。
さらに、イベントの案内や船内放送、各種手続きの説明も日本語で行われるため、「英語が苦手だから海外旅行はちょっと…」と感じていた人でも、世界一周の旅を安心して楽しめるのが魅力です。
100万円台の世界一周クルーズピースボートのいい評判③荷物の移動が不要な快適さ
世界一周旅行というと、通常は複数の国や都市を飛行機や鉄道で移動し、そのたびに宿泊先や荷物の手配が必要になりますよね。ですが、クルーズならその“面倒な荷物移動”が一切不要なのが大きな魅力です。
出航時に荷物をキャビンに置いたら、その後は約100日間、ずっと同じ部屋が自分の拠点になります。寄港地では必要最低限の手荷物だけで観光に出かけられるため、身体的な負担も軽く、まさに“動くホテル”のような感覚で旅ができるのです。
とくに長期の旅では、荷物の多さや重さがネックになりがちですが、ピースボートではそれを感じさせないほど快適に過ごせるという点で、多くの参加者から高評価を得ています。
100万円台の世界一周クルーズピースボートの悪い評判①予想外に追加費用が掛かった
「100万円台で世界一周できる」と聞くと、すべての費用が含まれているように思われがちですが、実際には追加費用がかかる場面も多いという声があります。
具体的には、寄港地でのオプショナルツアー(現地観光やガイド付きツアー)、船内でのWi-Fi利用、ランドリーサービス、アルコールや有料の飲み物などが別料金となります。また、出発地までの交通費や、ビザ・予防接種などの費用も自己負担になる点には注意が必要です。
「基本的な生活費は含まれているけれど、“旅の楽しみ”にかかる部分はオプション」——これを理解していないと、結果的に想定よりも高額になってしまうケースもあります。
出発前には追加でかかる費用をリストアップし、無理のない予算計画を立てておくことが大切です。
100万円台の世界一周クルーズピースボートの悪い評判②相部屋の相性が悪かった
ピースボートの最安値プランでは、同性との相部屋になることが多く、旅の費用を抑えられる反面、「相部屋の相性問題」は一定数あるとされています。
基本的には年齢や性別、希望条件に応じて部屋割りがされますが、生活リズムの違いや、性格の相性が悪いと、気を使う時間が増えてしまうことも。たとえば、夜型の人と早寝の人が同室になったり、過剰に話しかけられて疲れてしまった…といった声もあるようです。
もちろん、途中で部屋の変更を相談できることもありますが、混雑時は難しいことも。そのため、プライベート空間を重視したい人は、追加費用を払ってでも個室や2人部屋を選ぶ方がストレスを感じにくいかもしれません。
まとめ:世界一周クルーズは意外と現実的な選択肢
「世界一周クルーズ=夢のまた夢」そんなイメージを持っていた人にこそ伝えたいのが、ピースボートの存在です。価格を見ても、内容を見ても、そして実際の体験談を聞いても、「これは案外、手が届く旅なんだ」と感じた人も多いのではないでしょうか。
確かに、100万円台で100日間も旅ができるというのは、一見すると信じられないかもしれません。でも、ピースボートのような工夫された運営システムと、参加者の協力によって実現しているのです。
もちろん、飛行機代や寄港地のオプション費用など、すべてを含めたフルパッケージではないことは押さえておくべきです。でも、早割やボランティア制度をうまく活用すれば、「世界一周=数百万円」という常識を覆す旅が実現します。
また、この旅が単なる観光ではなく、「学び」「交流」「新しい自分と出会う」場であるというのも、ピースボートの大きな魅力です。豪華さよりも、出会いや経験、そして人生のリセットや再スタートを求めている人には、これ以上ない選択肢かもしれません。
もし少しでも「行ってみたい」と思ったなら、一度説明会に参加してみるのがおすすめです。知らなかったことがたくさん見えてきて、気づけば出発の準備を始めているかもしれません。
“世界一周クルーズ”は、遠い夢ではなく、自分の意思で手に取れる旅です。ぜひ一歩、踏み出してみてください。
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